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2026.08.21

賃貸市場は「早い判断」と「高まる予算」の時代へ

2026年上半期の市場変化とガイアエステートの現場

2026年上半期の賃貸住宅市場では、物件探しのスピード、電子契約の普及、そして入居希望者の賃料予算に、はっきりとした変化が表れています。

リーシング・マネジメント・コンサルティング株式会社が公表した「【賃貸住宅市場調査】2026年上半期、賃貸市場で何が変わったのか ― 6年間の定点調査が示す変化と定着」では、首都圏1都3県の賃貸不動産仲介担当者333名を対象に、2026年6月23日から7月13日までアンケートを実施。

2020年6月から継続している定点調査の12回目として、現在の賃貸市場の姿が整理されています。

ガイアエステートが取り扱う賃貸物件においても、良質な物件への反響の早さ、比較検討期間の短縮、電子契約の浸透、賃料予算の上昇といった点で、同様の傾向を感じています。

約8割の物件が「掲載後3日以内」に初回反響

今回の調査で特に印象的なのが、物件掲載から最初の反響までの早さです。

賃貸ポータルサイトへ掲載してから初回反響が発生するまでの日数について、

「当日」14.7%
「1〜3日」67.3%

となり、合計すると82.0%の物件が掲載後3日以内に初回反響を獲得しています。

現在の賃貸市場では、条件の良い物件ほど公開直後から比較検討の対象になります。

これは、入居希望者側にとっては「良い物件を見つけたら早めに動く」ことが重要になっていることを意味します。

同時に、物件を提供する側にとっても、

写真。

間取り。

設備。

立地。

賃料。

周辺環境。

といった情報を、掲載時点から分かりやすく正確に伝えることの重要性が高まっています。

ガイアエステートでも、物件の魅力を適切に整理し、必要な情報をできるだけ早く届けることを大切にしています。

内見は「3物件」が最多

1組の入居検討者が平均して内見する物件数では、「3物件」が44.7%で最多となりました。

さらに、

2物件 33.0%
1物件 8.6%

を合わせると、8割を超える検討者が3物件以内で住まいを決めています。

かつてのように、多数の物件を長期間比較するというよりも、オンライン上である程度候補を絞り込み、実際の内見では少数の有力候補を確認して意思決定するスタイルが定着していることがうかがえます。

一方で、カップル、夫婦、ファミリーになるほど、4物件、5物件以上を比較する割合が高くなっています。

家族が増えるほど、

間取り。

学校や保育施設。

通勤。

買い物。

駐車場。

周辺環境。

など、確認すべき条件も増えていきます。

だからこそ、物件単体のスペックに加えて、その場所でどのような生活ができるのかまで伝えることが、これからの賃貸仲介では重要になります。

電子契約は「定着」から「拡大」へ

契約手続きのデジタル化も着実に進んでいます。

「契約の5割以上を電子契約で行っている」と回答した割合は23.4%

前回2025年12月調査から5.2ポイント上昇しています。

さらに「3〜4割程度」が40.8%となり、6割を超える仲介担当者が契約の3割以上を電子契約で行っていると回答しています。

2024年7月時点では、「5割以上」が8.2%だったものが、今回23.4%まで上昇。

約2年間で大きく広がっています。

電子契約は、契約者にとっても事業者にとっても、

移動時間の削減。

書類管理の簡素化。

手続きの迅速化。

遠隔地からの契約。

といった利便性があります。

移住や二地域居住、転勤、遠隔地からの物件探しが増える中、契約DXは今後さらに重要なインフラになっていくと考えられます。

ファミリー層では賃料予算の上昇幅「2万円以上」が過半数

賃貸市場で最も大きな変化の一つが、賃料予算の上昇です。

「来店客の賃料予算が上がっている」と感じる仲介担当者は52.0%

前回調査の43.0%から9ポイント上昇しました。

属性別の希望予算帯では、

単身 平均10.4万円
ディンクス 平均16.6万円
ファミリー 平均21.1万円

となっています。

さらに予算の上昇幅を見ると、

単身では「1万円程度」が最多。

ディンクスでは「2万円以上」が27.7%。

ファミリーでは**「2万円以上」が53.2%**と過半数を占めています。

特にファミリー層では、住まいに求める条件と現在の家賃相場との間で、現実的に予算を引き上げながら物件を探す動きが強まっています。

ガイアエステートの現場でも同様の傾向

ガイアエステートが取り扱う賃貸物件でも、今回の調査と共通する動きが見られます。

条件の整った物件は、公開から比較的早い段階で問い合わせが入る。

インターネット上で候補を絞り込み、少数の物件を内見して判断する。

契約手続きのデジタル化への抵抗感が下がる。

賃料相場の変化を踏まえて、希望予算を調整する。

こうした動きは、首都圏だけの特殊な現象ではなく、今後さらに広い地域で定着していく可能性があります。

また、ガイアエステートでは、蔵王をはじめとする地域物件に加えて、都市部の賃貸・売買物件にも携わっています。

そのため、都市部と地方部の双方の動きを見ながら、不動産市場の変化を捉えることができます。

「家賃」だけでなく「暮らしの価値」で選ばれる時代へ

賃料が上昇すると、当然ながら入居者の目も厳しくなります。

同じ10万円、15万円、20万円を支払うのであれば、

より広い。

設備が良い。

立地が良い。

仕事がしやすい。

子育てしやすい。

自然が近い。

交通利便性が高い。

地域とのつながりがある。

といった、暮らし全体の価値がより重視されます。

これからの賃貸住宅市場では、単に「部屋を貸す」のではなく、

その物件でどのような生活価値を提供できるのか

という視点が一層重要になっていくと考えています。

都市と地方、双方をつなぐ不動産へ

ガイアグループでは、不動産を地域づくりの重要な基盤の一つとして捉えています。

都市で暮らす。

地方で暮らす。

二つの地域を行き来する。

別荘を持つ。

賃貸で一定期間住む。

将来的に移住する。

住まい方は、一つではありません。

働き方や家族構成、ライフステージが多様になるほど、不動産にも柔軟な選択肢が求められます。

ガイアエステートでは、都市部の不動産取引と、蔵王をはじめとする地域での不動産再生・流通の双方を通じて、人と地域をつなぐ住まいの選択肢を広げていきたいと考えています。

不動産から地域の未来をつくる

ガイアグループは、宿泊、不動産、飲食、農業、医療、福祉など、多様な領域を一つの理念でつなぐソーシャルディベロッパーです。

不動産もまた、地域の未来をつくる重要な入口です。

一つの賃貸住宅に新しい住民が入る。

地域で買い物をする。

仕事をする。

学校へ通う。

人と出会う。

そこから、新しい地域の関係が始まります。

市場の変化を正確に捉えながら、住む人にとって価値のある物件を提供し、その先にある暮らしや地域の価値まで育てていく。

ガイアエステートは、これからも不動産を通じて、人とまち、人と地域をつないでまいります。

地域の価値をつなぎ、地域の未来をつくる。

それが、ガイアグループの不動産事業が目指す姿です。

参考・関連リンク

ガイアグループ公式サイト
https://www.nszao.co.jp/

GAIA Resort公式サイト
https://gaia-resort.net/

ガイアグループ お問い合わせ
https://www.nszao.co.jp/contact/