NEWS

詳細
2026.08.18

水を守ることは、地域の暮らしを守ること

ガイアグループが考える水資源と地域インフラ

国土交通省が公表した「令和7年版 日本の水資源の現況」では、日本の水使用量が減少傾向にある一方で、水道管路や下水道施設の老朽化、耐震化の遅れ、気候変動による渇水リスクなど、水を取り巻く新たな課題が大きくなっていることが示されています。

私たちの暮らしにとって、水は最も身近で、最も重要な社会基盤の一つです。

蛇口をひねれば水が出る。

日常では当たり前に感じることですが、その背景には水源の確保、取水、貯水、配水、設備管理、そして長期にわたる維持管理があります。

だからこそガイアグループでは、水を単なる「設備」の問題としてではなく、地域の暮らしそのものを支えるインフラとして捉えています。

水インフラは、これから「つくる」時代から「守る」時代へ

今回の報告では、水道管路の経年化率が年々上昇し、2022年には23.6%に達したことが示されています。

高度経済成長期に整備された多くの設備が更新時期を迎える一方、更新が追いつかず、耐震化も十分とはいえない状況が続いています。

下水道についても、全国の管路延長は約50万kmに達し、そのうち標準的な耐用年数50年を超えた管路が約4万kmにのぼるとされています。

これからの地域インフラには、新しく整備する力と同時に、

守ること。

点検すること。

更新すること。

災害に備えること。

そして、地域の実情に合わせて持続可能な形で管理すること。

が、より重要になっていきます。

ガイアグループが持つ「水を管理する現場力」

ガイアグループでは、地域づくりの実務の中で、水資源と長く向き合ってきました。

ガイアディベロップメントでは、別荘地に供給する水源や関連設備の管理業務も担っており、日常的な維持管理から安定供給まで、水に関わる専門的な実務を行っています。

山間部や別荘地では、都市部とは異なる水インフラの課題があります。

水源の確保。

設備の維持。

冬季の凍結対策。

停電時の対応。

老朽化設備の更新。

災害時の供給確保。

こうした一つひとつに向き合いながら、地域の生活を支える仕事を積み重ねてきました。

ガイアグループにとって「水」は、地域開発や不動産管理の一部であると同時に、暮らしを守るための専門領域でもあります。

災害時に必要なのは「水を確保できること」

災害が発生した際、最も早く生活に影響するものの一つが水です。

地震や停電、断水によって上水道が利用できなくなると、飲料水だけでなく、

調理。

衛生。

トイレ。

医療・福祉。

避難生活。

さまざまな場面に影響が広がります。

ガイアグループでは、こうした災害リスクに備え、自主水源を保有し、地域の防災力を高める取り組みも進めています。

平時には生活や事業を支える水源。

有事には地域の安心を支える水源。

一つの設備を単一用途で考えるのではなく、平時と災害時の両方で地域価値を生み出すインフラとして整備・管理していくことが重要だと考えています。

「蔵王福祉の森構想」と水

ガイアグループが進める「蔵王福祉の森構想」では、

誰もが安心して暮らせること。

誰もが地域の中で役割を持てること。

を大切な理念として掲げています。

その「安心して暮らせる地域」を支えるためには、住宅や福祉施設だけでなく、水、道路、電気、通信、防災といった生活インフラが安定していることが不可欠です。

特に高齢者や障がいのある方、医療・介護を必要とする方にとって、水の供給が止まることは日常生活に大きな影響を与えます。

だからこそ私たちは、福祉とインフラを切り離さずに考えます。

生活。

福祉。

観光。

防災。

不動産。

地域インフラ。

これらを一つの地域の中でつなぎ、安心して暮らせる環境をつくっていくことが、ソーシャルディベロッパーとしての役割です。

人口減少時代だからこそ、地域インフラをどう維持するか

人口減少が進む地域では、水使用量そのものが減少する一方で、インフラを維持するためのコストは残ります。

利用者が減っても、水道管を維持する必要があります。

設備を点検する必要があります。

老朽化した施設を更新する必要があります。

これは、全国の地方地域がこれから向き合う大きな課題です。

そのためには、自治体だけでなく、地域企業、住民、管理事業者、専門事業者が連携し、地域に合った維持管理の仕組みをつくることが重要になります。

ガイアグループでは、これまで培ってきた不動産管理、別荘地管理、水源管理、防災、地域開発の経験を活かしながら、こうした地域インフラの持続可能性にも貢献していきたいと考えています。

水は、地域の未来を支える資源

日本は水に恵まれた国という印象があります。

しかし今回の報告では、一人当たり年間水資源賦存量が世界平均を下回ることや、地域によって渇水リスクに差があることも示されています。

そして、気候変動、大規模災害、設備の老朽化という新たなリスクが重なっています。

これから求められるのは、「水があること」を前提にするのではなく、

どこから水を確保するのか。

どう維持するのか。

災害時にどう使うのか。

誰が管理するのか。

次の世代にどう引き継ぐのか。

までを地域全体で考えることです。

地域インフラも、ガイアグループのまちづくりの一部

ガイアグループは、宿泊、不動産、飲食、農業、医療・福祉、教育など多様な領域を一つの理念でつなぎ、地域の持続可能な成長に取り組んでいます。

そこに、水資源や防災といった地域インフラの視点も加わります。

家をつくる。

宿をつくる。

地域に人を呼ぶ。

福祉を支える。

そのすべての土台に、水があります。

水を守ることは、暮らしを守ること。

暮らしを守ることは、地域の未来を守ること。

ガイアグループはこれからも、ガイアディベロップメントが培ってきた水源管理の専門性や、自主水源を活用した防災体制を地域づくりに活かしながら、安心して暮らし続けられる地域の基盤づくりを進めてまいります。

地域課題をビジネスの力で解決し、その先に生まれるたくさんの笑顔へ。

水という地域の大切な資源も、次の世代へ確実につないでいきます。

【参考・関連リンク】

国土交通省
「令和7年版 日本の水資源の現況」

国土交通省 水資源政策
https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/mizsei/

ガイアグループ公式サイト
https://www.nszao.co.jp/

GAIA Resort公式サイト
https://gaia-resort.net/

ガイアグループ お問い合わせ
https://www.nszao.co.jp/contact/