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2026.07.30

地域全体を一つの目的地へ

最先端事例取り組みに学び、ガイアグループが描く地域再生

先日公開された「ガイアの夜明け Beyond The Story」で、星野リゾート代表・星野佳路氏が、山口県・長門湯本温泉の再生について語られていました。

その中で印象的だったのは、「施設の再生ではなく、地域全体を一つのリゾートとしてデザインする」という考え方です。

旅館一軒だけではなく、温泉街全体を一つの目的地として捉え、多くの事業者や地域住民とともに価値を高めていく。そのためには情熱だけではなく、理論に基づいたマスタープランと、多くの関係者との合意形成が必要であるというお話に、私たちも深く共感しました。

この「点ではなく面で地域を再生する」という考え方は、ガイアグループが蔵王で取り組んできた地域づくりとも多くの共通点があります。

私たちも創業以来、一つの宿泊施設や一つの観光施設だけでは地域は変わらないと考えてきました。

そのため、空き家・空き別荘の再生、宿泊施設、飲食、温泉、移住促進、子ども食堂、高齢者見守り、農福連携、医療・福祉など、それぞれを個別に進めるのではなく、一つの地域として有機的につながる仕組みづくりを進めてきました。

そして、私たちが描いている地域再生は、観光だけで完結するものではありません。

観光は地域を元気にする大切な力です。

しかし、本当に目指すべき姿は、観光によって地域全体が持続可能になることだと考えています。

観光客が地域を訪れることで、地域の飲食店や商店が活性化し、農業や地場産業にも新たな価値が生まれる。

さらに、移住や二地域居住が進み、医療や福祉、子育て、教育など暮らしを支える仕組みも充実し、地域住民自身が「この地域に住み続けたい」と思える環境が育まれていく。

そのような好循環が生まれてこそ、本当の意味で地域は持続可能になると私たちは考えています。

その理念を形にしているのが、「蔵王福祉の森構想」です。

そして、その実現を支える仕組みとして、地域全体を一つの宿として捉える「Albergo Diffuso」、さらに地域の暮らしや福祉まで包含した「Ospitalità Diffusa」の考え方を実践しています。

観光はゴールではありません。

地域を再生し、地域の暮らしを守り、未来へ受け継いでいくための大切な手段です。

近年では宮城大学との共同研究もスタートし、建築、観光、健康、福祉など多分野の研究者や学生の皆さんとともに、蔵王モデルのさらなる発展に取り組んでいます。

地域の魅力を高めること。

地域に暮らす人々の幸せを守ること。

そして、その仕組みを全国へ広げていくこと。

私たちはこれからも、蔵王福祉の森構想の理念とOspitalità Diffusaの仕組みを活かし、観光を起点としながらも、その先にある地域全体の持続可能な未来を見据えた地域づくりに挑戦し続けます。

【ガイアの夜明け Beyond The Story】
https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/gaia

【GAIA Resort 公式サイト】
https://gaia-resort.net/