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詳細台湾との交流から生まれる、新しい地域観光のかたち
「深く地域を旅する」時代へ――ガイアグループが台湾との往来から見ている未来
台湾と日本は、距離の近さだけではなく、文化や食、人と人との交流を通じて、長年深い関係を築いてきました。
ガイアグループ、そしてGAIA Resortにとっても、台湾は特別なご縁のある地域の一つです。

台湾から多くのお客様に宮城・蔵王を訪れていただくだけではなく、私たち自身も台湾を訪問し、観光・宿泊事業者や地域の皆さまと交流を重ねてきました。
こうした「日本から台湾へ」「台湾から日本へ」という双方向の往来は、現在では具体的な人の交流へと広がっています。
そんな私たちにとって興味深い記事が、旅行新聞新社に掲載されました。
台湾観光は「見る旅」から「深く地域を知る旅」へ
旅行新聞新社が紹介した「台湾百Ways」では、台湾観光が目指すこれからの旅として、定番観光地だけを巡るのではなく、その土地の文化、食、自然、人々の暮らしに触れる「深度旅行」が紹介されています。台湾を繰り返し訪れる旅行者に対し、地域へ入り、それぞれの旅行者が自分らしい台湾を発見する「My Taiwan Style」という考え方も打ち出されています。
私たちは、この方向性に強く共感します。
旅の価値は、「どれだけ多くの観光地を見たか」だけではありません。
地域を歩き、地域の食を味わい、人と出会い、その土地の歴史や暮らしを知る。
訪れるたびに、新しい地域の表情を発見する。
それこそ、これからの地域観光に求められる価値ではないでしょうか。
台湾で伝えた「蔵王福祉の森構想」
ガイアグループと台湾との交流を象徴する出来事の一つが、2025年9月に台湾・屏東県で開催された「2025亞太高峰論壇×全国民宿協会大会」です。
ガイアグループ代表の相澤国弘が日本から参加し、基調講演を行いました。
そこで紹介したのは、単なる宿泊事業の成功事例ではありません。
ガイアグループが進めてきた「蔵王福祉の森構想」と、そこから生まれたアルベルゴ・ディフーゾ/オスピタリタ・ディフーザの実践です。
空き家や未利用別荘を再生し、地域全体を一つのホテルのように捉える。そして観光だけではなく、農業、福祉、雇用、地域コミュニティなどへ効果を広げていく取り組みを台湾の皆さまへ紹介しました。講演後には、ホテル経営や物件取得、投資ツアーなどについて多くの問い合わせが寄せられ、用意したパンフレットも短時間で配布終了となりました。
そしてガイアグループは、屏東県台湾民宿協会との連携を通じ、台湾と宮城をつなぐ交流や投資、地域観光の可能性を広げてきました。
台湾から蔵王へ。蔵王から台湾へ。
私たちが大切にしているのは、ここでも「双方向」です。
台湾から宮城・蔵王を訪れていただく。
そして日本からも台湾を訪れ、その土地の文化や暮らし、観光のあり方を学ぶ。
観光客を一方的に「呼び込む」という発想だけでは、本当の地域交流にはなりません。
人が行き、人が来る。
文化を伝え、文化を知る。
地域の事業者同士が出会い、新しいビジネスが生まれる。
そして一度の訪問で終わるのではなく、何度も行き来する。
観光から交流へ。交流から関係へ。
ガイアグループと台湾との間では、まさにそのような関係が少しずつ育っています。
「深度旅行」とGAIA Resort
旅行新聞の記事で紹介されている台湾の「深度旅行」は、GAIA Resortが目指してきた旅のあり方とも重なります。
GAIA Resortでは、大型ホテルの中だけで旅を完結させるのではなく、地域に点在する宿泊施設に滞在しながら、温泉へ行き、地域の飲食店を利用し、農業や自然に触れ、歴史や文化を知り、人々の暮らしに出会う旅を提案してきました。
その背景にあるのが、イタリア発祥のアルベルゴ・ディフーゾ、そしてガイアグループが長年取り組んできた「蔵王福祉の森構想」です。
地域そのものを目的地にする。
これは台湾で進められている「深度旅行」と、目指している方向に多くの共通点があります。
観光客数だけではなく、「関係」を増やしていく
これからの地方観光で重要なのは、単純に観光客数を増やすことだけではないと私たちは考えています。
一度訪れた方が、その地域を好きになり、また訪れる。
地域の人とつながり、商品を購入したり、長期滞在したり、二地域居住をしたり、事業や投資に関わったりする。
旅行者だった人が、少しずつその地域との「関係」を深めていく。
GAIA Resortを利用される台湾のお客様との間でも、そうした新しい関係が生まれ始めています。
宿泊は、その入口の一つです。
ガイアグループはこれからも台湾との交流を大切にしながら、台湾と宮城、都市と地方、人と地域をつないでまいります。
「どこへ行くか」だけではなく、「その地域とどんな関係をつくるか」。
台湾との往来を通じて、私たちはこれからの観光と地方創生の可能性をさらに広げていきたいと考えています。
参考・関連リンク
旅行新聞新社「『台湾百Ways』―多様な魅力を発信 訪れるたびに新しい発見がある台湾!」