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2026.09.28

ニューヨークから蔵王へ――日本の観光と食を地域の力に変える、ガイアリゾートの挑戦

2026年9月22日、米国ニューヨーク市で、日本の観光と食の魅力を発信するイベント「Japan-U.S. Tourism and Culinary Night」が開催されました。

このイベントは、日米両国の官民が連携して取り組む「日米観光交流促進キャンペーン2026」の一環として、観光庁が農林水産省、国税庁、日本政府観光局(JNTO)、日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)などと連携して開催したものです。

会場には、観光事業者、メディア関係者、政府・経済界のリーダーなど約200名が集まり、日本各地の観光、歴史、伝統文化、自然、食、日本産酒類など、多様な魅力が紹介されました。

また、2027年3月に横浜で開幕する「GREEN×EXPO 2027」も紹介され、世界から日本への関心を高める貴重な機会となりました。

「日本に来てもらう」から「地域を訪れてもらう」へ

国を挙げた海外プロモーションによって、日本への関心が高まることは、観光立国を進めるうえで大きな意義があります。

一方で、海外で日本の魅力を発信するだけでは、地域の活性化には直結しません。

日本に興味を持った旅行者に、東京や大阪、京都などの大都市だけでなく、東北や地方の町を訪れていただくこと。そして、地域に滞在し、食事や買い物、自然、温泉、文化、人との交流を楽しんでいただくことが重要です。

海外でのプロモーションを、実際の予約、宿泊、地域内消費、交流、再訪へとつなげる「地域側の受け皿」が求められています。

ガイアグループが進めるガイアリゾートは、まさにその役割を担うことを目指しています。

年間約8万人を迎えるガイアリゾート

ガイアリゾートでは、宮城県蔵王町を中心に、仙台市、宮城県沿岸部などで、貸別荘、コテージ、ホテルなど多様な宿泊施設を展開しています。

年間の宿泊者は約8万人。そのうち約5万人を海外からのお客様が占めています。

私たちが大切にしているのは、単に宿泊する場所を提供することではありません。

地域の自然や温泉、食、農業、文化、暮らし、人との関わりを含めて体験していただき、その滞在が地域の仕事や消費、交流につながる仕組みをつくることです。

旅行者を一つの大型ホテルに集めるのではなく、地域に点在する建物を宿泊施設として活用し、旅行者が地域の中を歩き、食べ、買い、住民と同じ風景を共有する。

それが、ガイアリゾートが進める分散型宿泊の考え方です。

世界初のオスピタリタ・ディフーザ認証

ガイアリゾート蔵王山水苑は、アルベルゴ・ディフーゾ協会から、世界で初めて「オスピタリタ・ディフーザ(Ospitalità Diffusa/OD)」として国際認証を受けました。

オスピタリタ・ディフーザは、地域に点在する建物や施設を活用し、地域全体で旅行者を迎える分散型のおもてなしです。

蔵王山水苑では、既存の別荘や空き家を宿泊施設として活用するだけでなく、管理、清掃、飲食、小売、農業、福祉、防災など、地域に必要な機能をつないでいます。

旅行者は、地域の中に滞在する一時的な住民となり、その滞在によって生まれた消費や交流が、地域の暮らしを支える力になります。

海外から多くの旅行者を呼び込む時代だからこそ、観光と地域住民の暮らしを対立させるのではなく、双方にとって価値のある仕組みを構築する必要があります。

日本の「食」を地域で体験していただく

ニューヨークで開催された今回のイベントでは、日本の観光とともに、日本産食材を使った料理や日本のお酒が紹介されました。

食は、その土地の気候、農業、歴史、文化、暮らしを伝える大切な観光資源です。

ガイアグループでも、宿泊施設の運営だけでなく、地域の食を楽しめる環境づくりを進めています。

蔵王山水苑周辺の通称「ガイア通り」には、次のような店舗や地域拠点があります。

  • さかい珈琲蔵王山水苑前店
  • ざおう食堂
  • 直売所 蔵王夢づくり
  • ファミリーマート蔵王遠刈田店

地域の農産物や料理、コーヒー、日常のお買い物まで、旅行者と地域住民の双方が利用できる環境を整えています。

また、遠刈田温泉街では、宿泊、地域交流、食、クラフトビールなどの機能を備える「GAIA Resort Terminal ai」の整備も進めています。

旅先で地元の食材を購入し、貸別荘のキッチンで料理を楽しむ。地域の飲食店を訪れ、その土地ならではの味に出会う。地元の生産者や働く人の存在を身近に感じる。

そのような体験が、地域の食文化を未来へつなぐ力になります。

蔵王・仙台・海辺へ広がる宿泊の選択肢

ガイアリゾートでは、蔵王エリアに加え、仙台駅周辺の都市型宿泊施設や、仙台港エリアの「シーサイドガイアリゾートホテル」など、宮城県内で宿泊拠点を広げています。

最近では、天然温泉を楽しめる貸別荘や、専用サウナと水風呂を備えた「サウナコテージ蔵王」など、新たな施設もラインナップに加わりました。

都市観光、温泉、自然、海、食、ワーケーション、長期滞在など、旅行者の目的に応じた多様な宿泊スタイルを提供することで、宮城県内を周遊し、滞在時間を延ばしていただくことを目指しています。

さらに、多言語での情報提供や、AIを活用したコンシェルジュ機能の導入を進め、海外からのお客様が地方でも安心して滞在できる環境づくりに取り組んでいます。

海外プロモーションの成果を地方へ

ニューヨークで日本の観光と食の魅力が発信されたことは、海外の方々に日本を知っていただく大きなきっかけです。

しかし、本当の成果が生まれるのは、その関心を受け止める地域があり、旅行者が実際に訪れ、滞在し、地域の食や文化、人と出会ったときです。

海外で日本を発信する「入口」と、地域で旅行者を迎える「受け皿」は、両輪でなければなりません。

ガイアグループは、宿泊、不動産、飲食、小売、農業、医療・福祉などの事業をつなぎ、観光によって地域の暮らしそのものが豊かになる仕組みづくりを進めています。

空き家や使われなくなった別荘を宿泊施設へ変える。
旅行者の滞在を地域の仕事へ変える。
地域の食や文化を、世界との交流へ変える。

ニューヨークから日本へ、日本から東北へ、そして宮城・蔵王の地域へ。

世界から寄せられる日本への関心を、持続可能な地域の未来につなげていくことが、私たちガイアグループの役割だと考えています。

これからもガイアグループは、地域にある資源と人をつなぎ、国内外の皆さまに選ばれる地域づくりに取り組んでまいります。

関連情報

トラベルボイス
「米・ニューヨークで日本の観光・食を発信」
https://www.travelvoice.jp/20260925-160533

観光庁
「米国にて日本の『観光・食』の魅力発信イベントを開催」
https://www.mlit.go.jp/kankocho/news02_00100.html

ガイアリゾート公式サイト
https://gaia-resort.net/

株式会社ガイア
https://www.nszao.co.jp/