NEWS
詳細「旅が生き方そのものになる」──2040年の観光の未来は、ガイアグループが歩んできた道でした
先日開催された「じゃらんフォーラム2026」において、じゃらんリサーチセンター長・高橋佑司氏が「2040年 観光の未来需要予測研究」と題した講演を行いました。
講演では、人口減少や高齢化、AIの進化、価値観の多様化などを背景に、「仕事・暮らし・旅」の境界がなくなり、人々が地域に滞在しながら働き、学び、交流し、その土地で新たな価値や人生を育んでいく社会が到来すると語られました。そして、その未来を象徴する言葉が、
「旅が生き方そのものになる」
というメッセージでした。
私たちはこの講演を拝聴し、その未来像はまさにガイアグループがこれまで実践し続けてきた地域づくりそのものであると感じました。
ガイアグループは創業以来、宿泊施設を増やすことを目的としてきたのではありません。私たちが目指してきたのは、地域そのものを持続可能にする社会システムの構築です。その中心にあるのが「蔵王福祉の森構想」であり、世界最大規模のオスピタリタ・ディフーザ、そしてアルベルゴ・ディフーゾの考え方です。
宿泊、空き家活用、温泉、飲食、農業、福祉、移住促進、二地域居住、防災、教育など、一見異なる分野を地域という舞台で結び付け、「暮らすように旅する」という新しい旅のスタイルを形にしてきました。
現在、ガイアリゾートでは、仙台港エリア、仙台市、蔵王町、白石市、村田町、川崎町、丸森町、登米市、さらに岩手県遠野市、長崎県平戸市へとネットワークを広げ、それぞれの地域が持つ歴史や文化、自然、温泉、食、人々の暮らしを生かした地域分散型の宿泊ネットワークを構築しています。
旅行者は地域を訪れ、古民家に泊まり、温泉に入り、地元の飲食店で食事を楽しみ、農業や文化を体験し、時にはリモートワークを行いながら地域の人々と交流する。そして「また訪れたい場所」が「第二のふるさと」へと変わっていく。このような旅の在り方こそ、私たちが目指してきた観光の姿です。
また、人口減少、高齢化、空き家問題、担い手不足など、日本各地が抱える社会課題に対しても、観光を地域経済の入口とし、移住促進、二地域居住、空き家活用、福祉、農業、防災へと循環させることで、持続可能な地域社会を築くことができると私たちは考えています。
さらに、AIの進化によって業務が効率化される時代だからこそ、人にしかできないおもてなしや地域の物語、人との出会い、文化の継承、コミュニティづくりの価値はますます高まっていくでしょう。AIを活用しながら、人が地域で果たす役割をさらに高めていくことも、これからの観光には欠かせない視点だと考えています。
今回のじゃらんリサーチセンターが示した2040年の観光ビジョンは、ガイアグループ代表・相澤国弘がこれまで全国各地の講演でお伝えしてきた内容とも非常に高い親和性があります。「観光とは人を集める産業ではなく、地域の未来を創る社会システムである」という考え方は、東北高校をはじめ、自治体や大学、企業での講演でも一貫してお話ししてきたテーマです。
ありがたいことに、現在ガイアグループには全国の自治体や地域団体、企業、大学などから、地域づくり事業への参画や講演のご依頼を数多くいただいております。それは、私たちが単なる宿泊事業者ではなく、観光を入口として空き家活用、移住促進、福祉、農業、防災、教育など地域が抱える様々な課題を結び付け、持続可能な地域社会を創造する「ソーシャルディベロッパー」として歩み続けてきたことへの期待の表れであると受け止めています。
これからもガイアグループは、「蔵王福祉の森構想」の理念と「アルベルゴ・ディフーゾ」の仕組みを日本各地へ広げ、それぞれの地域が持つ歴史、文化、自然、人々の暮らしを大切にしながら、誰一人取り残さない地域づくりの輪を全国へ届けてまいります。
旅が人を育み、人が地域を支え、地域が未来を創る。
ガイアグループは、ソーシャルディベロッパーとして、観光を通じた持続可能な地域社会の実現にこれからも挑戦し続けます。
【参考記事】
じゃらんフォーラム2026「2040年 観光の未来需要予測研究」
https://www.ryoko-net.co.jp/?p=153462
GAIA Resort公式サイト
https://gaia-resort.net/
株式会社ガイア
https://www.nszao.co.jp/
