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2026.08.26

『仙台経済界』2026年9-10月号に、ガイアグループ関連の記事が2件掲載されました

今月発売された、仙台経済圏300万人の情報誌『仙台経済界』2026年9-10月号に、ガイアグループに関する記事が2件掲載されました。

一つは、宮城大学と株式会社ガイアが締結した連携協定について紹介する「宮城大学が㈱ガイアと地方課題解決へ協定――『蔵王から、地方の未来のモデルをつくる』」。

もう一つは、東北高等学校の生徒の皆さんが、蔵王町内でガイアグループの施設や取り組みを学んだフィールドワークの記事です。

大学との産学連携による調査・研究と、高校生による地域探究。二つの記事は、世代や学びの段階こそ異なりますが、いずれも蔵王という地域を学びのフィールドとして開き、地域課題の解決と未来づくりにつなげる取り組みを紹介したものです。

宮城大学とガイア、地方課題解決へ連携協定

7月23日、宮城大学と株式会社ガイアは、宮城大学大和キャンパス交流棟において連携協定を締結しました。

『仙台経済界』の記事では、「蔵王から、地方の未来のモデルをつくる」という見出しのもと、産学連携による研究内容や、協定締結式で行われた学生の皆さんによるプレゼンテーションが紹介されています。

今回の共同研究では、蔵王町を実践のフィールドとして、主に三つのテーマに取り組みます。

一つ目は、GAIA Resortが運営する蔵王山水苑内の貸別荘や地域の飲食施設などについて、誰が、どこから訪れ、どのように利用しているのかを調査し、観光や宿泊が地域にもたらす効果と事業の持続可能性を検証することです。

二つ目は、地域に増加する空き家について、住民がどのような活用を望み、地域の活動へどのように参加したいと考えているのかを調査し、民間事業者、住民、行政の連携による活用方法を検討することです。

三つ目は、温泉、食、運動、交流などを組み合わせ、健康につながる空間や建築、地域環境の在り方を検証することです。

経済、政策、建築、看護など、複数分野の教員と学生が横断的に参加し、それぞれの専門性を持ち寄りながら研究を進めます。研究期間は3年間を予定しており、蔵王町での実践と、株式会社ガイアが全国で培ってきた民泊・宿泊施設の管理運営実績を組み合わせ、人口減少をはじめとする地方課題に対応できる持続可能な地域モデルの構築を目指します。

研究成果を、地域で実装できる仕組みへ

ガイアグループが今回の連携に期待しているのは、研究成果を報告書としてまとめることだけではありません。

現場で調査し、地域住民の声を聞き、空き家、温泉、食、健康、観光、福祉などを複合的に捉えながら、実際に地域で機能する仕組みへと発展させることです。

学生の皆さんには、研究を通じて地域課題の現実に触れるとともに、自分たちの発想が地域の未来を変える可能性を体感していただきたいと考えています。

地域の担い手を育てる教育機会と、地域の課題解決を同時に進める産学連携は、ガイアグループが目指すソーシャルディベロッパーとしての取り組みとも深く重なります。

東北高校2年生97名が、蔵王でフィールドワーク

もう一つの記事では、7月6日に実施された東北高等学校2年生97名による蔵王町でのフィールドワークが紹介されました。

生徒の皆さんは、「持続可能なまちづくり」をテーマとして、ガイアグループが蔵王町内で展開する宿泊施設や地域拠点などを訪問しました。

ガイアグループ代表の相澤国弘からは、これまで取り組んできた事業を紹介するとともに、

「出会うこと」

「探究すること」

「それを社会の中で応用すること」

という三つの大切さについてお話ししました。

今は勉強、部活動、友人との出会いなどが、一見すると別々の点に見えるかもしれません。しかし、さまざまな経験を積み重ねることで、点と点はやがて線となり、自分自身の未来や仕事につながっていきます。

使われなくなった資源に、もう一度命を吹き込む

フィールドワークでは、蔵王山水苑内で民泊制度を活用して運営している貸別荘を見学したほか、遠刈田温泉地区にある蔵王福祉の森事業協同組合の事務所も訪問しました。

生徒の皆さんは、使われなくなった別荘や空き家を宿泊施設として再生すること、地域にある複数の仕事を組み合わせて安定した働く場をつくる「マルチワーク」、地域の人々がそれぞれの状況に応じて役割を持つ仕組みなどについて学びました。

ガイアグループの仕事は、地域に残された「負の資産」と見られてきたものに、もう一度命を吹き込むことです。

空き家を宿泊施設や移住の受け皿へ変えること。利用されなくなった建物を地域交流の拠点として再生すること。農業、福祉、観光、飲食、宿泊を結び、新たな仕事と役割を生み出すこと。

若者も高齢者も、障害のある人もない人も、地域の中で役割を持ち、社会に参加できる環境をつくることが、ガイアグループの目指す地域づくりです。

参加した生徒からは、地域にある資源を幅広く活用し、地域活性化につなげている点への率直な驚きと評価が寄せられました。高校生の皆さんが、地域に存在する課題を自分たちの未来と結びつけて考える、貴重な機会となりました。

研究と探究を、地域の未来につなげる

宮城大学との産学連携と、東北高等学校のフィールドワーク。

今回掲載された二つの記事に共通しているのは、地域そのものを教室や研究室として開き、実際の課題に触れながら未来を考えるという姿勢です。

大学生による専門的な調査・研究は、地域課題を客観的に捉え、実装可能な仕組みへ発展させる力になります。

一方、高校生による探究学習は、地域の仕事や暮らしに触れ、社会の構造を知り、自分の将来と地域の未来を結びつけて考える入口になります。

研究から実装へ。探究から行動へ。教育機関、地域住民、行政、企業がそれぞれの知識と役割を持ち寄ることで、単独の組織だけでは解決できない地域課題に向き合うことができます。

蔵王福祉の森構想と温泉基盤型Ospitalità Diffusa

ガイアグループが進める「蔵王福祉の森構想」は、

「誰もが安心して暮らすことができる地域」

「誰もが地域の中で役割を持つことができる社会」

の実現を目指す地域づくりの構想です。

また、蔵王山水苑を中心に進める温泉基盤型Ospitalità Diffusa(オスピタリタ・ディフーザ)は、点在する空き家や別荘を宿泊施設として再生するだけではありません。

温泉を地域の生活基盤と位置づけ、宿泊、飲食、農業、福祉、医療、移住、雇用、地域交流を結び、地域全体で来訪者を迎える仕組みです。

宮城大学との共同研究によって、この仕組みを調査・分析し、再現可能な地域モデルへと高めること。高校生をはじめとする次世代に地域づくりの現場を開き、社会課題を自分自身の問題として考える機会を提供すること。

この二つを並行して進めることが、蔵王から地方の未来のモデルをつくる力になると考えています。

地域課題を、成長と成熟へ導くソーシャルディベロッパーとして

ガイアグループは、宿泊業だけでも、不動産業だけでも、飲食業だけでもありません。

ガイアプランニング、ガイアディベロップメント、ガイアエステート、ガイアリゾート、ガイアフーズの各事業部を一つの理念で結び、社会課題をビジネスの力で解決し、地域を持続可能な成長と成熟へ導くソーシャルディベロッパーです。

これからも教育機関、行政、地域住民、事業者の皆さまと連携し、研究や学びから生まれた知見を、実際の地域づくりへとつなげてまいります。

このたび二つの取り組みを丁寧に取材し、広くご紹介くださった『仙台経済界』編集部の皆さまに、心より御礼申し上げます。

ぜひ『仙台経済界』2026年9-10月号をお手に取り、ご覧ください。