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2026.06.21

「泊まる」から「地域を体験する」へ

ガイアリゾートが目指すタビナカ消費と地域循環

観光庁は先日開催された「Tabinaka Summit 2026」において、訪日観光の新たな課題として、体験やアクティビティなどのサービス消費が旅行消費全体の約5%に留まっている現状を指摘しました。

また、今後の観光政策においては、単に観光客数を増やすのではなく、地域での体験価値や消費額、地域経済への波及効果を重視する方針が示されています。

私たちガイアグループは、この流れを非常に重要なものと受け止めています。

なぜなら、私たちが取り組んできた事業そのものが、「地域体験」を中心に据えた地域づくりだからです。

宿泊施設ではなく、地域全体が目的地

GAIA Resortは一般的なホテルや旅館とは異なります。

私たちが提供しているのは「部屋」ではありません。

蔵王という地域そのものです。

温泉に浸かる。

森を歩く。

棚田を眺める。

地元の食材を味わう。

地域の人々と出会う。

移住や二地域居住という新しい暮らし方を知る。

こうした一つひとつの体験こそが、私たちが提供する価値です。

アルベルゴ・ディフーゾやオスピタリタ・ディフーザの考え方もまた、宿泊施設単体ではなく地域全体を一つの宿として捉える仕組みです。

ガイアグループが取り組む「タビナカ」

ガイアグループでは現在、

・GAIA Resort
・ガイアファーム
・さかい珈琲蔵王山水苑前店
・蔵王福祉の森事業協同組合
・GAIA Resort Terminal ai

など様々な事業を展開しています。

一見すると別々の事業に見えるかもしれません。

しかし、それらはすべて地域の暮らしや文化を体験として提供するためにつながっています。

宿泊者は、

さかい珈琲で朝食を楽しみ、

ガイアファームの棚田や農業に触れ、

森や温泉で癒やされ、

地域の人々との交流を体験する。

そこには単なる観光ではなく、その土地で暮らす人々の日常があります。

インバウンドと国内旅行者の新しい動き

現在GAIA Resortでは、欧米や台湾を中心としたインバウンド利用が増加しています。

一方で、日本人旅行者の利用も引き続き高い水準で推移しています。

共通しているのは、

「有名観光地を見る」

ことよりも、

「その土地ならではの体験をしたい」

というニーズです。

これは観光庁が示す方向性とも一致しています。

これからの地方観光は、施設単体の競争ではありません。

地域全体の魅力をどう磨き上げるかが重要になります。

地域の暮らしが観光資源になる時代へ

ガイアグループが取り組む蔵王福祉の森構想は、

「誰もが安心して暮らせるまちづくり」

そして

「役割を果たすことが生きる力の源と捉え、誰もが生活の中で、その人に相応しい役割を果たせるまちづくり」

を理念としています。

私たちは、この理念をアルベルゴ・ディフーゾ、オスピタリタ・ディフーザの仕組みと組み合わせながら、地域の暮らしそのものを価値へと変えてきました。

観光のために地域をつくるのではなく、

地域を良くした結果として観光客が訪れる。

そのような持続可能な地域づくりを目指しています。

これからもガイアグループは、

蔵王福祉の森構想の理念とアルベルゴ・ディフーゾの仕組みを通じて、

「泊まる場所」ではなく

「また帰ってきたくなる地域」

を創り続けてまいります。

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