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詳細「地域全体でもてなす」という発想。その先へ。
先日、トラベルボイスにおいて、アパートメントホテル「MIMARU」が東京15施設をネットワーク化し、宿泊者が滞在中にどの施設でも案内や休憩、Wi-Fi、充電などのサービスを受けられる新たな取り組みが紹介されていました。
宿泊施設を「点」ではなく「面」として捉え、地域全体で旅行者を支えるという考え方は、これからの観光のあり方を考える上で非常に興味深い取り組みです。
私たちガイアグループも、このニュースを大変嬉しく拝見しました。
なぜなら、私たちは創業以来、この「地域全体でもてなす」という考え方を、さらに広い視点で実践してきたからです。
私たちが目指しているのは「ホテルのネットワーク」ではありません。
ガイアグループの原点は、宿泊事業ではなく、「蔵王福祉の森構想」という地域づくりの理念にあります。
「誰もが安心して暮らせる地域」
「誰もが役割を持ち、活躍できる地域」
その理念を実現するための仕組みとして、私たちは世界初の認証を受けたOspitalità Diffusa(オスピタリタ・ディフーザ)の考え方を取り入れ、地域全体を一つの宿、一つのコミュニティとして育ててきました。
そのため、私たちがネットワーク化しているのは宿泊施設だけではありません。
GAIA Resort各宿泊施設をはじめ、
・蔵王福祉の森事業協同組合
・さかい珈琲 蔵王山水苑前店
・ざおう食堂
・ガイアヴィレッジ
・蔵王夢づくり直売所
・移住・二地域居住相談窓口
・温泉
・農業・農福連携
・子ども食堂
・高齢者見守り
・医療・福祉との連携
・地域事業者や住民
・ファミリーマート遠刈田店
・蔵王山水苑、京急エコーランドなどの別荘地
これらすべてが、一つの地域ネットワークとして機能しています。

宿泊から地域の暮らしへ
旅行者は宿泊だけではなく、地域の食や農業、文化、人との交流を楽しむことができます。
移住を考えている方は、宿泊を入口として、住まいや仕事、地域コミュニティ、福祉まで相談することができます。
地域の子どもたちは子ども食堂で食事をし、高齢者は見守りや地域食堂を利用し、農業や福祉の現場では新たな役割が生まれていきます。
つまり、私たちが目指しているのは、観光だけのネットワークではありません。
観光、福祉、医療、農業、産業、移住・定住、地域コミュニティが相互につながり、地域全体で人を支える仕組みです。


温泉が地域をつなぐインフラ
蔵王ならではの特徴は、温泉という地域資源がその中心にあることです。
温泉は観光資源であるだけではなく、人と人をつなぎ、健康を支え、地域コミュニティを育み、移住や定住のきっかけにもなる重要な地域インフラです。
だからこそ、GAIA Resort Zao Sansuienでは、温泉を核としたOspitalità Diffusaの実践を進めています。
これは温泉を持たない地域とは異なる、蔵王ならではの地域づくりの特徴でもあります。
地域全体が一つのホスピタリティへ
今回のニュースは、日本でも「地域全体でもてなす」という考え方が少しずつ広がり始めていることを感じさせる、大変喜ばしい取り組みでした。
一方で、ガイアグループが目指しているのは、そのさらに先にある姿です。
ホテル同士が連携するのではなく、地域そのものが連携する。
宿泊施設だけではなく、福祉、医療、農業、産業、温泉、移住支援、地域住民までが一つのネットワークとなり、人々の暮らしと交流を支えていく。
私たちはこれからも、「蔵王福祉の森構想」という理念と、「Ospitalità Diffusa」という仕組みを通じて、地域が抱える社会課題をビジネスの力で解決し、持続可能な地域社会の実現に挑戦してまいります。
「地域全体でもてなす。」
その先にある、「地域全体で支え合い、ともに成長する社会」を目指して。