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詳細「人を忘れた合理化では、地域は豊かにならない」
ガイアグループの“蔵王福祉の森構想”から見える住まいと地域の未来
「食を通じて、いのちを考える」をテーマに、農業・飲料・テクノロジーの領域で起業家を紹介する Forbes JAPAN の特集記事(リンク)において見えてきたのは、変化の激しい時代において “資源や効率”だけを追うのではなく、そこに「人」がどう関わるかが、豊かな未来を支える鍵であるという視点です。
私たちガイアグループも、まさにその視点をまちづくりにおいて貫いています。
効率化・合理化だけを目的にするのではなく、地域の“人”、“暮らし”、“関係性”を尊重し、
そこに持続可能な価値を見出す—それが、私たちのミッションの根底にあります。
■ 理念とミッションの再確認
ガイアグループは、ギリシャ神話の大地の女神「ガイア」を社名の由来とし、
地球全体をひとつの生命体と捉える「ガイア理論」に共感しています。
この理論は、イギリスの科学者 ジェームズ・ラブロック によって提唱され、
微生物学者 リン・マーギュリス によって発展したもので、
自然環境と生物が相互に作用し合いながら自己組織的に調和を保つ仕組みを説明します。
生態系のように、異なる要素がつながり、関係性が深まることで新たな秩序が生まれる「創発性(エマージェンス)」の概念は、
私たちが進めるまちづくりの根幹にも通じています。
■ 合理化では行き着けない“人の部分”
効率化・デジタル化・省力化―これらはもちろん、社会課題を整理し資源を最大限に活かすうえで重要な手段です。
しかし、私たちが見てきた課題の多くは、
「人が居なくなった」「人が関われなくなった」「関係性が途切れた」ことに起因しています。
たとえば、空き家・別荘地・耕作放棄地-これらを単にリノベーションし、効率的な利益を上げる仕組みにするだけでは、
その地域に暮らす人々の暮らし・役割・つながりを生み出すことにはなりません。
私たちは、そうした“人の介在”を制度・仕組みとして設計しています。
■ ガイアグループの取り組み:人と地域をつなぐモデル
私たちの具体的な取り組みには以下があります:
- 空き家・別荘を宿泊施設や福祉施設として再生し、地域の高齢者・障がい者・若者が働き、暮らす場とする。
- 農業と福祉を結びつける「農福連携」を通じ、地域内で働く・つながる・暮らすという“地域循環”をつくる。
- 地元食・滞在・暮らしの要素を統合し、単なる宿泊旅館ではなく、地域の資源を“暮らしの文脈”として再定義する宿泊形態を実践。
これらの事業は「効率的に何かを動かす」だけではなく、
「何のために誰が関わるか」を軸に設計されています。
合理性と効率が“人と地域を支えるための手段”となるように。
■ これからの挑戦:効率と人が共鳴する地域へ
私たちは今、次のステップを見据えています:
- 地域内外の資源(自然・建物・文化・人)をつなぎ直し、効率化だけでなく“関係性化”するネットワークの構築。
- 「効率的な運営」+「人が活きる仕組み」を両立させるためのマネジメントと制度設計。
- 地域住民・移住者・訪問者がともに参加し、支え合う“地域の循環型社会”を実現するための共創プログラム。
地域が人を育み、人が地域を育てる。その循環こそが未来をつくる。
私たちガイアグループは、蔵王からこのモデルを発信し続けます。
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