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詳細🌱 観光でも移住でもない「関係人口」
ガイアグループが実践する、“よそ者”とともにつくる地方の未来
近年、インバウンドをはじめとする観光需要の回復が注目される一方で、
「観光だけでは地方は支えきれない」 という現実も、各地で明らかになりつつあります。
そんな中、今あらためて注目されているのが、
居住者でも観光客でもない——
観光以上・定住未満の存在「関係人口」 です。
ローカルジャーナリスト・田中輝美氏は、著書『関係人口の時代』の中で、
地方経済を“陰で支えている存在”として、この「よそ者」の重要性を指摘しています。
私たち ガイアグループ が蔵王を拠点に取り組んできた地域づくりは、
まさにこの 関係人口という考え方を、実践として積み重ねてきた歩み そのものです。
🔑 「関係人口」とは何か —— 観光と定住のあいだにある存在
記事では、関係人口について次のように整理されています。
- 観光客のように「一時的に消費するだけ」ではない
- 移住者のように「住民になる」わけでもない
- しかし、地域に 継続的な関心と関与 を持ち、
人・仕事・経済・文化を支えている存在
『東北食べる通信』創刊編集長の高橋博之氏は
「交流人口と定住人口の間に眠るもの」
と表現し、
『ソトコト』編集長の指出一正氏も
「地域に関わってくれる人口」
と定義しています。
重要なのは、単なる利便や得ではなく、地域への関心と関係性 です。
🏡 ガイアグループが育ててきた「関係人口」の場
ガイアグループが進めてきた
蔵王福祉の森構想 や アルベルゴ・ディフーゾ(分散型宿泊) は、
まさにこの関係人口を地域の中に“迎え入れる仕組み”として機能しています。
● 分散型宿泊が生む「通う関係」
ガイアリゾートでは、大規模ホテルではなく、
空き家・別荘・古民家などを活用した分散型の宿泊拠点を展開しています。
これにより、
- 毎年、季節ごとに訪れる人
- ワーケーションで定期的に滞在する人
- 地域イベントや農作業、福祉活動に関わる人
といった、「住まないけれど、何度も戻ってくる人」 が自然と生まれています。
彼らは観光客ではなく、
すでに 蔵王という地域の一部を担う存在=関係人口 です。
☕ 食・福祉・仕事を通じた「関わりしろ」
ガイアフーズが運営する さかい珈琲 蔵王山水苑前店 も、
関係人口が生まれる重要な拠点です。
- 地域住民
- ガイアリゾートの宿泊者
- ワーケーション滞在者
- 視察・研究・学びで訪れる人
こうした人たちが、
「顔を知り」「会話をし」「また来たいと思う」場所。
ここでは、
お金だけでなく、時間・感情・信頼が地域に落ちていく のです。
🌲 「よそ者」を受け入れる地域が、これから生き残る
田中輝美氏の記事でも強調されているのは、
人口減少時代において、
「住民を増やす」ことだけが解決策ではない という視点です。
- 住まなくてもいい
- でも、関わってくれる人がいる
- 何度も足を運び、応援し、支えてくれる
こうした関係性の積み重ねこそが、
地方経済と地域社会の持続性を支えます。
ガイアグループは、
観光・福祉・住まい・仕事を分断せず、
「関係を育てる地域づくり」 をこれからも続けていきます。
📣 観光でも移住でもない、第三の道へ
私たちは、
観光客を“消費者”として迎えるのではなく、
地域の未来をともにつくる仲間 として迎えたい。
ガイアリゾートに泊まり、
さかい珈琲で食事をし、
蔵王の自然や人と関わる——
その一つひとつの体験が、
「よそ者」から「関係人口」へと変わっていきます。
ガイアグループはこれからも、
観光以上、定住未満の豊かな関係性 を地域に育てながら、
持続可能な地方の未来を描いていきます。
株式会社ガイア 代表取締役 相澤国弘
