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詳細“地域 × インバウンド”の新時代へ――JNTOフォーラムを契機に考える、ガイアグループの挑
最近発表された、JNTOが主催する「第28回インバウンド旅行振興フォーラム」(2025年9月4–5日、東京都品川)においては、世界各地の旅行市場の最新動向、特に「地方への訪日旅行促進」「地域連携による高付加価値旅行」の重要性が改めて確認されました。
この動きは、当社ガイアグループが長年にわたって実践してきた “地域×宿泊×滞在×福祉” のモデルと完全に合致しています。私たちはこれを、訪日観光という入口を起点に、地方社会の持続可能な発展へとつなげる架け橋と位置づけています。
■ “地方滞在”がカギになるインバウンド戦略
フォーラムでは、以下のような傾向が強調されました:
- 市場別に旅行者の行動・関心が二極化しており、単なる都市滞在ではなく地方滞在・滞在日数延長タイプの需要が高まっている。
- 世界のアウトドア・自然・文化体験を重視する旅行者が、日本の「地方リゾート」「地域回遊型観光」に注目。
- 地方自治体・民間事業者の「地域連携・体験設計・宿泊受入環境整備」が差別化要因。
このような傾向の中、ガイアグループは「地方=訪れるだけでは終わらない、暮らし・体験・地域参画の場」として再編集する取り組みを進めてきました。
■ ガイアグループの地域型宿泊・観光モデル
- 蔵王エリアにおける「分散型宿泊施設70棟以上」「年間宿泊者数80,000人突破」の実績。
- インバウンド比率では、欧米・台湾を中心に、中国本土からの宿泊は1%以下という安定構成。
- 空き別荘・遊休資産の再生、地域住民・福祉人材の参画、農福連携による地域循環モデル。
- 仙台港エリア・平戸市を含む「海・街・山をつなぐ広域観光回廊」の展開。
これらはまさに、フォーラムで指摘された「地方受け入れ力」「地域体験設計」「高付加価値滞在」を具現化するものです。
■ 今後の展開と貢献
ガイアグループは、今回のフォーラムで示された知見を踏まえ、以下のような取り組みを強化します:
- 地方自治体・DMOとの連携強化により、訪日旅行者の地方滞在導線づくりを推進。
- 宿泊・地域滞在の枠を超え、「地域で参加・体験できる旅」のプログラム化。
- インバウンド以外の交流人口・定住人口とも結びつく “二地域居住” モデルを深化。
- 持続可能な地域づくり・雇用創出・空き家再生を通じて、観光が地域の成長に直結する構造の構築。
■ 最後に
観光が単なる「観る・泊まる」から、
「体験する・関わる・共に育てる」へと移っている今こそ、
地域と旅が、共創できる時代です。
ガイアグループは、蔵王・仙台・平戸を起点に、
JNTOが描く“新しいインバウンド観光”の流れに自信をもって応え続けます。
観光が地域の未来をつくる。
私たちはその未来を、地域の皆さまとともに創ってまいります。
— 株式会社ガイア
代表取締役社長 相澤 国弘
🔗 参考リンク:JNTO「第28回インバウンド旅行振興フォーラム」開催レポート
https://www.jnto.go.jp/projects/regional-support/news/3932.html
