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詳細千葉県より蔵王へ
― 蔵王福祉の森構想とアルベルゴ・ディフーゾのまちづくりを学ぶ先進地視察を受け入れました ―
2026年1月、千葉県内の行政機関、農泊振興協議会、DMO、大学関係者の皆様を中心とした視察団をお迎えし、
蔵王福祉の森構想およびアルベルゴ・ディフーゾのまちづくりをテーマとした先進地視察を実施しました。
今回の視察は、農山漁村振興交付金を活用した事業の一環として行われ、
地域づくり・観光・農泊・関係人口創出などに携わる多様な立場の皆様にご参加いただきました。
現地を歩き、泊まり、食べる ― 実装型のまちづくり視察
初日は白石蔵王駅に到着後、マイクロバスにて蔵王エリアへ。
ガイアヴィレッジを拠点に、別荘地再生から始まった蔵王福祉の森構想の歩み、
福祉・観光・移住・関係人口を統合した地域づくりの考え方についてご説明しました。
その後、苑内外を実際に歩きながら、
点在する空き家や既存建築を宿泊施設として活用する
アルベルゴ・ディフーゾの仕組みを、現地で体感していただきました。
チェックインは、地域の玄関口として機能する
さかい珈琲 蔵王山水苑前店(ビジターステーション)にて実施。
ここでは、飲食機能だけでなく、
地域案内、チェックイン、交流拠点としての役割についてもご紹介しました。
夕食は約40名が一堂に会し、
地元食材を活かした食事を囲みながら、
地域づくりや農泊、持続可能な観光について活発な意見交換が行われました。
講演と意見交換 ― 宿泊手法ではなく「地域運営の仕組み」として
2日目は講演と意見交換の時間を設け、
ガイアグループ代表より、
- 別荘地再生から現在に至るまでのプロセス
- アルベルゴ・ディフーゾを「宿泊の手法」ではなく
地域運営の仕組みとして捉える視点 - 行政・民間・福祉・大学との連携による持続可能性
についてお話ししました。
その後、昼食および地域資源の視察を通じて、
観光・食・農業がどのように地域経済として連動しているかを、
実例を交えてご案内しました。
全国へ広がる「学び合う地域づくり」
ガイアグループでは、
行政機関、各種団体、大学、研究機関などを問わず、
こうした先進地視察や意見交換を積極的に受け入れています。
それは、自らの取り組みを特別な成功事例として閉じるのではなく、
全国各地の地域課題に応用可能な仕組みとして共有することが、
持続可能な地域社会の実現につながると考えているからです。
地域同士が学び合い、刺激を受け合い、
それぞれの土地に合った形で実装していく。
その連鎖こそが、日本全体の地方創生を前進させる力になると考えています。
地域と地域をつなぎ、共に成長するために
今回の視察をきっかけに生まれたご縁を、
単発の交流にとどめることなく、
実際の連携と経済循環へと発展させていくことが、私たちの役割です。
ガイアグループは、
こうしてつながった地域に対して、
今後も人的交流、事業連携、そして必要に応じた投資を含めた関係構築を積極的に行っていきます。
それにより、連携地域間の相互交流を促進し、
一方通行ではない、双方にとって持続的な経済成長に貢献していきます。
その第一歩として、連携地域における宿泊施設や滞在プログラムを、
ガイアリゾートのネットワークを通じて販売・発信することから取り組んでいく予定です。
これは単なる送客ではなく、
地域の魅力や思想を正しく伝え合い、
地域同士が支え合う観光・交流の仕組みを育てていく試みでもあります。
蔵王福祉の森構想、そしてアルベルゴ・ディフーゾのまちづくりは、
一地域だけで完結するモデルではありません。
地域から地域へとつながり、広がり、
日本各地に新たな可能性を生み出していくための開かれたプラットフォームです。
ガイアグループはこれからも、
地域と地域を結び、人と人、実践知と経済を循環させながら、
日本の地方がともに成長していく未来づくりに挑戦し続けてまいります。




