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詳細ニセコとは違う、“ガイア流リゾート地のまちづくり”
蔵王福祉の森構想と広域アルベルゴ・ディフーゾがつくる日本初の地域モデル
北海道ニセコでは、世界的投資マネーが急速に流れ込み、高級リゾート開発が進んできました。しかし近年、開発会社の破綻や工事中断が相次ぎ、「ニセコバブル崩壊説」すら語られています。ラクマチの記事でも指摘されているように、
投資主導・シーズン依存型のリゾートは、需給のバランスが崩れると脆さが露呈する
という現実があります。
一方、私たちガイアグループが進めるリゾート開発は、ニセコとは根本的に異なるアプローチです。ガイアは投資ではなく、“地域価値”と“共生” を中心に据えたまちづくりを続けてきました。
■ **蔵王福祉の森構想 × アルベルゴ・ディフーゾ
ガイア流リゾートの中核思想**
ガイアグループの地域づくりの中心には、
自然・文化・福祉・観光・暮らしが調和する持続可能な地域社会の実現
を掲げる「蔵王福祉の森構想」があります。
この理念を実装する仕組みが、
アルベルゴ・ディフーゾ(分散型ホテル) です。
私たちは、欧州のADを単独地域型ではなく、
“広域連携型アプローチ”として日本独自に進化 させました。
■
ガイアADネットワークは「蔵王だけで完結しない」
現在、ガイアグループは以下の広域でADモデルを展開しています。
【宮城県内】
- 蔵王町(中核拠点)
- 白石市
- 村田町
- 川崎町
- 丸森町
- 七ヶ宿町
- 仙台市
- 登米市
【県外連携】
- 長崎県平戸市(九州のADモデル都市)
【今後の展開】
- 岩手県遠野市(民俗文化×農村景観を活かした新たなAD候補地)
これらはすべて、
地域そのものを宿にする“世界最大級の広域アルベルゴ・ディフーゾ”
としてつながりつつあります。
■
ニセコとガイアの決定的な違い
ラクマチ記事が紹介した“ニセコの構造的リスク”は、
ガイアが逆に 10年以上かけて避け続けてきた道 そのものです。
① 投資主導ではなく「地域価値主導」の開発
ニセコ:投資→開発→価格高騰→需給歪み
ガイア:自然・文化→暮らし→福祉・農業→観光→循環価値
② シーズン依存型ではなく「365日型の三位一体リゾート」
- 森(蔵王)
- 街(仙台市)
- 海(シーサイドガイアリゾートホテル/仙台港)
この三領域を連動させ、
四季すべてに体験価値があるリゾート圏 を設計しています。
③ 不動産バブルではなく「地域経済圏の創出」
ガイアのリゾートは、土地や物件の価格変動ではなく、
地域の暮らしと産業が循環する経済モデル を中核にしています。
その象徴が次の拠点です。
■
ガイアパーク(森と食の体験拠点)
さかい珈琲の向かいに広がる自社敷地で展開する、
ガイアの“森 × 農 × 体験”の中核拠点。
- 里山体験
- 棚田ガイアファーム
- 食育プログラム
- 分散型ホテルとの連携
- 農福連携の実践
など、ガイア流リゾート価値を育てる“根拠地”です。
■ **ZAO FOOD STATION(蔵王の食の駅)
――※ 現在計画中の新プロジェクト ――**
ガイアが次に着手する 新たな地域中核拠点 が
「ZAO FOOD STATION(蔵王の食の駅)」 です。
場所は、
さかい珈琲 蔵王山水苑前店の向かいの自社敷地「ガイアパーク」。
蔵王福祉の森構想と連動しながら、“地域の食のハブ”として計画を進めています。
ZAO FOOD STATION の機能
● 高齢者向け配食・見守りサービスの強化
ガイアフーズが取り組んできた
- 高齢者見守り
- 配食支援
を拡張し、地域福祉の砦となる機能を持たせます。
● 子ども食堂・子どもの居場所づくり
PR TIMESで紹介された取り組みを発展させ、
地域の子どもたちが安心して過ごせる「食のコミュニティ」を形成。
● 地元製菓・食品の受託製造
アグリニュース記事にもあったように、
地域の食文化や事業者と協働し、商品開発・製造を行う産業拠点へ。
● 食育体験・ガイアパーク連動の学びの場
森と農と食を一体で学べる、蔵王ならではの“体験価値”を提供。
● 観光物販・地域食材のセレクトショップ化
ガイアリゾート滞在者が地域の食を持ち帰る“食の玄関口”を創出。
● 宿泊事業との連携(AD・ホテル)
分散型ホテル、シーサイドガイアリゾートホテルと連動し
宿泊 × 体験 × 食 の循環型観光モデルを構築。
■
森・食・宿泊・福祉がつながる「新たな地域経済モデル」
ZAO FOOD STATION は、
ガイアフーズ・ガイアパーク・ガイアリゾートを一つに結びつけ、
地域住民の暮らしと旅人の体験が交わる“共生の拠点”となります。
これこそ、蔵王福祉の森構想の核心である
“持続可能で温かい地域社会” を形にするプロジェクトです。
■
最後に:蔵王から全国へ、広域ADネットワークの未来
ニセコの投資型モデルとは異なり、
ガイアが進めているのは “時間が価値を育てるリゾートづくり” です。
蔵王から白石・村田・川崎・丸森・七ヶ宿・仙台・登米、
そして平戸、遠野へ。
点は線に、線は面に、面は地域圏へ。
ガイアグループは、
蔵王福祉の森構想を中心に、世界最大級の広域アルベルゴ・ディフーゾをこれからも展開していきます。
