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2025.11.27

ニセコとは違う、“ガイア流リゾート地のまちづくり”

蔵王福祉の森構想と広域アルベルゴ・ディフーゾがつくる日本初の地域モデル

北海道ニセコでは、世界的投資マネーが急速に流れ込み、高級リゾート開発が進んできました。しかし近年、開発会社の破綻や工事中断が相次ぎ、「ニセコバブル崩壊説」すら語られています。ラクマチの記事でも指摘されているように、

投資主導・シーズン依存型のリゾートは、需給のバランスが崩れると脆さが露呈する

という現実があります。

一方、私たちガイアグループが進めるリゾート開発は、ニセコとは根本的に異なるアプローチです。ガイアは投資ではなく、“地域価値”と“共生” を中心に据えたまちづくりを続けてきました。

■ **蔵王福祉の森構想 × アルベルゴ・ディフーゾ

ガイア流リゾートの中核思想**

ガイアグループの地域づくりの中心には、

自然・文化・福祉・観光・暮らしが調和する持続可能な地域社会の実現

を掲げる「蔵王福祉の森構想」があります。

この理念を実装する仕組みが、

アルベルゴ・ディフーゾ(分散型ホテル) です。

私たちは、欧州のADを単独地域型ではなく、

“広域連携型アプローチ”として日本独自に進化 させました。

■ 

ガイアADネットワークは「蔵王だけで完結しない」

現在、ガイアグループは以下の広域でADモデルを展開しています。

【宮城県内】

  • 蔵王町(中核拠点)
  • 白石市
  • 村田町
  • 川崎町
  • 丸森町
  • 七ヶ宿町
  • 仙台市
  • 登米市

【県外連携】

  • 長崎県平戸市(九州のADモデル都市)

【今後の展開】

  • 岩手県遠野市(民俗文化×農村景観を活かした新たなAD候補地)

これらはすべて、

地域そのものを宿にする“世界最大級の広域アルベルゴ・ディフーゾ”

としてつながりつつあります。

■ 

ニセコとガイアの決定的な違い

ラクマチ記事が紹介した“ニセコの構造的リスク”は、

ガイアが逆に 10年以上かけて避け続けてきた道 そのものです。

① 投資主導ではなく「地域価値主導」の開発

ニセコ:投資→開発→価格高騰→需給歪み

ガイア:自然・文化→暮らし→福祉・農業→観光→循環価値

② シーズン依存型ではなく「365日型の三位一体リゾート」

  • 森(蔵王)
  • 街(仙台市)
  • 海(シーサイドガイアリゾートホテル/仙台港)

この三領域を連動させ、

四季すべてに体験価値があるリゾート圏 を設計しています。

③ 不動産バブルではなく「地域経済圏の創出」

ガイアのリゾートは、土地や物件の価格変動ではなく、

地域の暮らしと産業が循環する経済モデル を中核にしています。

その象徴が次の拠点です。

■ 

ガイアパーク(森と食の体験拠点)

さかい珈琲の向かいに広がる自社敷地で展開する、

ガイアの“森 × 農 × 体験”の中核拠点。

  • 里山体験
  • 棚田ガイアファーム
  • 食育プログラム
  • 分散型ホテルとの連携
  • 農福連携の実践

など、ガイア流リゾート価値を育てる“根拠地”です。

■ **ZAO FOOD STATION(蔵王の食の駅)

――※ 現在計画中の新プロジェクト ――**

ガイアが次に着手する 新たな地域中核拠点 が

「ZAO FOOD STATION(蔵王の食の駅)」 です。

場所は、

さかい珈琲 蔵王山水苑前店の向かいの自社敷地「ガイアパーク」。

蔵王福祉の森構想と連動しながら、“地域の食のハブ”として計画を進めています。

ZAO FOOD STATION の機能

● 高齢者向け配食・見守りサービスの強化

ガイアフーズが取り組んできた

  • 高齢者見守り
  • 配食支援
    を拡張し、地域福祉の砦となる機能を持たせます。

● 子ども食堂・子どもの居場所づくり

PR TIMESで紹介された取り組みを発展させ、

地域の子どもたちが安心して過ごせる「食のコミュニティ」を形成。

● 地元製菓・食品の受託製造

アグリニュース記事にもあったように、

地域の食文化や事業者と協働し、商品開発・製造を行う産業拠点へ。

● 食育体験・ガイアパーク連動の学びの場

森と農と食を一体で学べる、蔵王ならではの“体験価値”を提供。

● 観光物販・地域食材のセレクトショップ化

ガイアリゾート滞在者が地域の食を持ち帰る“食の玄関口”を創出。

● 宿泊事業との連携(AD・ホテル)

分散型ホテル、シーサイドガイアリゾートホテルと連動し

宿泊 × 体験 × 食 の循環型観光モデルを構築。

■ 

森・食・宿泊・福祉がつながる「新たな地域経済モデル」

ZAO FOOD STATION は、

ガイアフーズ・ガイアパーク・ガイアリゾートを一つに結びつけ、

地域住民の暮らしと旅人の体験が交わる“共生の拠点”となります。

これこそ、蔵王福祉の森構想の核心である

“持続可能で温かい地域社会” を形にするプロジェクトです。

■ 

最後に:蔵王から全国へ、広域ADネットワークの未来

ニセコの投資型モデルとは異なり、

ガイアが進めているのは “時間が価値を育てるリゾートづくり” です。

蔵王から白石・村田・川崎・丸森・七ヶ宿・仙台・登米、

そして平戸、遠野へ。

点は線に、線は面に、面は地域圏へ。

ガイアグループは、

蔵王福祉の森構想を中心に、世界最大級の広域アルベルゴ・ディフーゾをこれからも展開していきます。

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