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2025.11.15

イタリア発「街ごとホテル」認証が日本を変える

蔵王から全国へ広がる“地域まるごと再生”モデルの最前線📰

2025年11月15日付 日経新聞にて🗞️

宮城県蔵王町・長崎県平戸市がイタリアの認証団体から「街ごとホテル(アルベルゴ・ディフーゾ:AD / オスピタリタ・ディフーザ:OD / ADタウン:ADT)」として正式に認証されたことが大きく取り上げられました。

記事では、

ガイアグループが蔵王で実現した“空き家再生 × 観光 × 福祉 × まちづくり”の統合モデルが、

“世界水準の分散型宿泊”として評価され、訪日客(インバウンド)が6割を占めるまでに成長している点が紹介されています。

私たちが2018年に蔵王山水苑で始めた挑戦は、

いま、東北から全国へ広がる「日本型観光再生モデル」のひとつの形として注目を集めています。

■ 

蔵王はなぜ、世界基準の認証を獲得できたのか?

日経MJの記事でも触れられている通り、蔵王町のOD(オスピタリタ・ディフーザ)認証は、

世界初という歴史的な出来事でした。

その根底にあるのがガイアグループの理念——

**「蔵王福祉の森構想」

=“人の存在”と“地域の暮らし”を中心に置くまちづくり**

イタリアのADが重視する条件には、

「地域文化との一体化」

「既存ストックの再生」

「地域住民との協働」

があります。

ガイアグループはこれを単なる観光モデルではなく、

福祉・教育・移住定住支援・雇用創出を包含した地域社会のプラットフォームとして発展させました。

● 高齢者・障害者のスタッフ雇用

清掃、受付補助、農園作業などの仕事を地域でつくり、

“誰も取り残さない働く場”を創出。

● さかい珈琲(旧空き家)をレセプション化

・子ども食堂

・高齢者の孤食防止

・移住相談窓口

・地域交流スペース

観光拠点でありながら“地域の縁側”として機能。

● 空き家率を16% → 1〜2%に改善

民泊新法後にガイアが宿泊を開始してから、

別荘地の価値が再評価され、所有者のリノベ意欲が向上。

地域の資産が「使いながら守る循環」へと変わりました。

■ 

AD/OD/ADTがもたらす「地域まるごと再生」のインパクト

記事でも取り上げられていますが、世界基準の認証は地域に強い追い風をもたらしています。

● 平戸市は“自治体として世界初のADT認証”

ガイアと平戸市は10月に連携協定を締結。

海の平戸 × 山の蔵王 の回遊観光が可能に。

● 商店街・古民家・歴史資源の再生

矢掛町や平戸市では、認証をきっかけに飲食店や古民家改装が増加。

● インバウンド6割・年間8万人の宿泊客

蔵王リゾートは「毎回違う宿に泊まれる体験」が評価され、

世界中からリピーターが訪れています。

AD(街ごとホテル)とは、

“ホテルが街に入り込む”のではなく、

“街そのものがホテルになる”

という“地域の主役化”モデルです。

■ **ガイアグループが目指す未来:

東北から全国へ、そして世界へ。**

ガイアグループは観光だけではなく、

不動産、福祉、農業、食、地域コミュニティ、教育などの多領域を束ねながら、

「地域で完結する循環経済」をつくるプロデューサーです。

▶ 仙台港エリア

シーサイドガイアリゾートホテル

(防災 × 観光 × 海の文化 × 地域再生)

▶ 蔵王

AD/OD認証 × 分散型宿泊 × コミュニティデザイン

空き家活用モデルの全国展開

▶ 平戸市

ADT認証 × 海洋文化 × 古民家再生 × 国際観光交流

私たちの取り組みは、日経新聞や旅行専門メディアで取り上げられている通り、

“観光は地域の基幹産業である”という確信のもと進められています。

■ **最後に:

観光は、地域社会の未来を創る産業です**

ガイアグループは、

観光を“消費”する産業ではなく、

地域に循環を生み、暮らしを豊かにする産業へ変えていきます。

「街ごとホテル」という世界的ムーブメントにおいて、

蔵王・東北から日本の未来を切り開く存在として、

これからも挑戦を続けてまいります。

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