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    2025.10.20
    
    
ヨーロッパ観光委員会「美味しいヨーロッパ」キャンペーンとガイアグループの取り組み
2025年9月、欧州35の観光局が加盟するヨーロッパ観光委員会(ETC)日本支部が、新たな消費者向けプロモーション「美味しいヨーロッパ Gastronomy Journey」を開始しました。👉 ヨーロッパ観光委員会公式サイト
このキャンペーンでは、ヨーロッパ各地の料理やスイーツ、ワイン・ビールなどのアルコール、さらにはソフトドリンクまで幅広く紹介。さらに、地域の「食文化に関する祭り」や「サステナブルな食の取り組み」などを特設サイトで発信し、消費者に“美食を通じて旅するヨーロッパ”の魅力を伝えています。今後は日本旅行業協会(JATA)の協力のもと、旅行会社向けの商品造成にも活用され、ヨーロッパの食文化を取り入れた旅行商品の拡大を目指すとしています。
ガイアグループが取り組む「食と観光」の融合
この「美食×観光」の潮流は、ガイアグループが国内で進めてきた取り組みとも重なります。
- 蔵王福祉の森構想における食文化活用
地域農産物の直売所やレストランを拠点に、地元食材を使った料理体験や子ども食堂などを展開。農業・福祉・観光を結びつけています。 - ガイアリゾートと地元食材の連携
宿泊施設の食事提供には、蔵王の米や野菜、地元畜産品を積極的に導入。地域の食を“旅の目的”へと変える工夫を続けています。 - さかい珈琲との展開
拠点併設のカフェにおいて、蔵王産の食材を活かしたスイーツやメニューを提供し、観光・滞在と食を一体化させるモデルを実現しています。 - アルベルゴ・ディフーゾにおける食の位置づけ
分散型宿泊施設のネットワークの中で、地元食材を活用した料理体験や地域特有の食文化を提供し、地域の魅力を高めています。 
国際的な動きと国内まちづくりの接点
ETCの「美味しいヨーロッパ」が示すのは、食文化そのものが観光プロモーションの最前線にあるということです。これは日本各地でも応用できる方向性であり、ガイアグループが進める「地域資源を食と観光に変える」戦略は、国際的な観光動向とも響き合っています。
私たちは、宮城県蔵王を拠点としたまちづくりにおいて、食を起点にした滞在型観光・広域観光の推進を続け、今後は海外の事例とも連携を深めながら新たな価値を創造していきます。
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