NEWS
詳細
2025.09.17
旅行業界の最新動向とガイアグループが描く未来
TravelVision の報道によると、2025年7月の主要旅行会社の取扱額は 前年同月比100.1% となり、全体としては横ばいながらも、海外旅行が堅調に推移していることが明らかになりました。国内旅行はやや鈍化する一方、訪日旅行を含む国際交流の需要回復が顕著であり、業界全体にとって好材料といえます。
参考:TravelVision「主要旅行会社の7月総取扱額は前年比100.1%、海外旅行が堅調に推移」
ガイアリゾート各拠点と国際交流の広がり
ガイアグループは、この国際的な旅行需要回復の流れを受け、以下の地域における ガイアリゾート各拠点 を軸に、訪日観光と地域共生の推進を進めています。
- 蔵王町:蔵王福祉の森構想の拠点として、観光と福祉を融合した新しい地域づくりを展開。
- 仙台市:仙台駅前「ガイアリゾート仙台道」や仙台港シーサイドガイアリゾート構想を通じ、都市型交流拠点を形成。
- 長崎県平戸市:アルベルゴ・ディフーゾタウン認証を受けた地域と連携し、九州と東北をつなぐ広域ネットワークを構築。
- 登米市:歴史的建物再生や食文化の体験を軸に、地域資源を活用したリゾートを展開。
- 川崎町、村田町、白石市、丸森町:農泊・観光・福祉を結びつける複合的な地域モデルを形成。
参考:ガイアリゾート公式サイト|ガイアリゾート|STAY JAPAN特集ページ
台湾との交流とさらなる展開
ガイアグループは、国内ネットワークの拡大に加え、海外との交流にも積極的に取り組んでいます。特に 台湾 との交流は重要な位置づけを持ち、観光・文化・人的交流を通じて相互理解を深めてきました。
- 台湾の観光関係者との視察交流を実施し、蔵王や仙台の地域資源を紹介。
- 台湾からの旅行客に農泊・温泉・食文化などを体験してもらい、地域との交流を促進。
- 多言語対応や案内体制を整備し、訪日観光客が快適に滞在できる環境を構築。
ガイアグループの戦略とビジョン
このような取り組みを通じ、ガイアグループは次のビジョンを進めています。
- 分散型観光回廊の形成:仙台をハブに、県南から県北、さらには九州・平戸、そして台湾など海外までを結ぶ国際的な観光ルートを構築。
- 体験型・滞在型観光の推進:自然、文化、食、交流を重視し、旅行者が地域に長く滞在できる仕組みを整備。
- 地域が主役のまちづくり:地価や観光収益の上昇を地域社会に還元する仕組みをつくり、持続可能な未来を描く。
結びに
海外旅行需要の回復と台湾との交流拡大は、ガイアグループが推進する「地域が主役のまちづくり」に新しい可能性をもたらしています。蔵王から仙台、東北、そして九州・平戸、さらに台湾へ──観光と交流の回廊を広げることで、地域社会と世界をつなぎ、持続可能な観光の未来を築いてまいります。