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2025.09.29
シニアの旅行実施率が回復傾向、若年男性は旅行回数が増加
リクルート「じゃらんリサーチセンター(JRC)」による「じゃらん観光国内宿泊旅行調査2025」の結果をもとにした2024年度の国内宿泊旅行動向をご報告します。調査発表は2025年7月29日に開催されたセミナーにて行われました。
実施率の傾向
- 2024年度の国内宿泊旅行実施率は 49.3%(前年度は49.5%)と微減しました。
- 40代以下の男女はすべて前年度比で減少しています。
- 一方、70代では、男性が前年度比で +5.0ポイント の 50.4%、女性が +4.3ポイント の 46.6% と、シニア層の回復傾向が鮮明です。
平均旅行回数の傾向
- 全体の平均旅行回数は 2.76回(前年度から0.04回減)でした。
- 18〜29歳男性は 3.44回 と、前年度より +0.25回 増加するなど、若年男性の旅行頻度が上昇しています。
ガイアグループの見解と取り組み
1. シニア層の回復への対応
旅行実施率が落ち込んでいたシニア層の回復は、安心感を重視した旅行ニーズが高まっていることの表れです。ガイアグループでは、蔵王の自然や福祉施設を含む「蔵王福祉の森構想」など、“心と体の安心がある滞在体験”を通じてシニアの皆さまを温かくお迎えします。
2. 若年男性の旅行回数増に応える施策
若年男性の旅行頻度が増えているなか、ガイアグループでは仙台駅前の「ガイアリゾート道」やシーサイドホテルなど、都市と自然を横断する“回廊型体験”を提供します。「より手軽に、より自由に移動できる滞在」を創出し、質の高い観光体験をサポートしてまいります。
3. 多様な層へのアプローチ強化
- シニア層には安心の滞在環境や健康・癒しをテーマにした高付加価値プランを。
- 若年層にはアクティブな自由旅として、食・アクティビティ・自然体験が楽しめるパッケージを柔軟に提供。
こうした層別アプローチで、ガイアグループは幅広い年代のリピーター創出を目指します。
結びに
シニアの旅行需要が回復し、若年男性の旅行回数が増加するという今回の調査結果は、「旅行の多様化と質の向上」の兆しを示しています。ガイアグループは、誰もが安心して楽しめる滞在をつくりながら、スマートな休日体験や交流を促進する地域づくりに取り組んでまいります。
