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2025.08.14
地域の“食”と“自然”を未来につなぐ:ガイアグループの取り組み
ガイアフーズが目指すもの
ガイアフーズの取り組みは、「食」と「福祉」、「農業」と「観光」、「地域」と「経済」をつなぎ、持続可能な社会を構築する挑戦です。 地域食材を活かし、地域の文化や風土を未来へつなぐことを使命としています。
地域への具体的なアプローチ
- 直売所「蔵王夢づくり」や「さかい珈琲 蔵王山水苑前店」では、地元産の農産物を使ったメニューを提供し、地域経済の循環を促進しています。
- 地域の子どもたちに温かい食事を提供する**子ども食堂「フードリボン」**の実施により、多世代交流と食支援の場を創出し、地域コミュニティの絆を深めています。
ガイアファーム棚田から見えてくる“地域の食と生きもののつながり”
棚田の景色と稲の成長
宮城県丸森町にあるガイアファーム棚田では、夏も終わりに近づき、稲穂が豊かに実ってきました。山の緑と青い空に包まれた風景は、地域の食を支える豊かな自然の象徴です。
自然と共生する観察記録
本日撮影された様子をご覧ください—
- 稲穂がたわわに実る静かな棚田の風景です。
さらに、棚田の草むらでは、鮮やかな緑色のクツワムシを発見しました。長い翅に加え、腹部先端には褐色の産卵管が確認でき、まさに生命の営みを刻む“母の姿”でした。
このメスのクツワムシは、これまでの観察記録—ササキリ幼虫、アオメアブの捕食シーン、ハグロトンボの飛翔—とあわせると、草地生態系における昆虫たちの成長や役割の連続性を感じさせます。
食と自然、生きものをつなぎ続けるガイアグループの想い
ガイアグループは、ガイアフーズによる地域食材の活用や子ども食堂などの“食”にまつわる取り組みとともに、 ガイアファーム棚田における自然観察や生物多様性の記録を通じて、“食と自然”“人と生き物”の多層的なつながりを未来へつないでいきます。
これらの活動はすべて、「母なる農村を守り、すべての人が安心して暮らせるまちづくり」へとつながるガイアグループの理念を体現しています。
今後も、地域に根差した暮らし・食文化・自然の価値を、丁寧に紡いでまいります。