NEWS

詳細
2025.06.08

世界初・世界最大の「オスピタリタ・ディフーザ」認証を取得 ガイアリゾート蔵王山水苑がヨーロッパ観光の中核拠点に

ガイアリゾート蔵王山水苑は、2025年5月24日、世界で初めて「オスピタリタ・ディフーザ認証」を取得しました。

その認証エリアの広さ、施設の数、地域との連携体制において世界最大規模と公式に認定されたこの快挙は、ヨーロッパからの旅行者が求める“本物の体験”を提供する、日本の新しい地域滞在型観光の象徴となるものです。

 

すでに当リゾートでは、ヨーロッパからの宿泊者が全体の中で最大の割合を占めており、今回の認証を機に、さらに国際的な注目が高まることが期待されています。

 

「オスピタリタ・ディフーザ」は、イタリア発祥の分散型ホテル「アルベルゴ・ディフーゾ」を基に、地域内に点在する宿泊・飲食・文化・福祉・医療・農業等の多様な機能を連携させて、一体的な滞在体験を提供する新しい地域再生モデルです。

 

ガイアリゾート蔵王山水苑は、約60棟のガイアリゾート宿泊施設、レセプション棟であるvisitorstation、医療福祉施設、セントラルキッチンの役割を持つカフェ「さかい珈琲蔵王山水苑前店」を始め点在するレストラン、自然について学ぶガイアの森、ガイアウォーターの水源、農地ガイアファーム、などが1km圏内を大きく超える範囲に点在し、それぞれが有機的に機能連携する構造を有しています。

 

この包括的かつ実践的な地域連携モデルに対して、アルベルゴ・ディフーゾ・インターナショナル会長ジャンカルロ・ダッラーラ氏からは、「理念・構造・地域との統合において、世界で最も進化したオスピタリタ・ディフーザである」との高い評価が寄せられました。

 

すでにヨーロッパ諸国からの宿泊者が全体の3割を占めており、空き家を再生した一棟貸しの静かな滞在空間、地域住民との交流、自然との共生、農業体験、ユニバーサルデザインの配慮といった特長が、ヨーロッパの感性に強く訴えています。

 

また本認証取得は、ガイアグループが進める「蔵王福祉の森構想」とも完全に連動しています。この構想は、空き家利活用を基盤としながら、高齢者・障がい者・子どもたちを含む誰もが役割を持ち、共に生きられる地域社会の実現を目指すものです。

 

地域の住民・社会福祉法人・医療機関・教育機関・自治体と連携しながら、「まち全体がホテルであり福祉施設であり学びの場である」という統合的モデルを築き上げてきたことが、今回の世界初・世界最大認証へと結実しました。

 

今後、ガイアリゾートはこのモデルを、宮城県内はもとより、東北・全国へと展開し、日本の地域観光と共生まちづくりの新しい形を世界に向けて発信してまいります。

 

世界の人々が“もう一つのふるさと”として何度も訪れる場所。

誰もが役割を持って安心して生きられる、美しい共生の森。

その未来は、ここ蔵王から始まっています。

 

ガイアリゾート公式サイト