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2025.05.30

小雨とともに静かに始まる ― ヒメシャガの植栽と、ガイアの森の未来

本日、ガイアの森はしっとりとした小雨に包まれ、夏の足音を静かに感じさせる涼しい一日となりました。私たちはこの森に新たな命を迎え入れました。

「ヒメシャガ(姫射干)」。

 

日本固有の貴重な植物です。

植栽したのは、ガイアの森の中でも木漏れ日がやわらかく差し込む半日陰の斜面。足元には腐葉土が豊かに積もり、ヒメシャガの好む「涼しい・湿潤・明るすぎない」環境が整っていました。

 

 

 

 

エントが見守る「千年の森」に、小さな一歩

 

 

この森は、単なる里山ではありません。

私たちはここを「千年の森」と名づけ、生態系の多様性と人と自然の共生を未来へつなぐ舞台と捉えています。

その取り組みの一環として、ガイアの森では在来種を中心に、植生の復元や持続可能な環境整備を少しずつ進めています。

今日植えたヒメシャガも、単なる園芸的な美しさではなく、日本の現物の再生の一環です。

 

 

 

 

深い緑の中で

 

 

根を張った古木エント「森の守り神」が静かに見守っていました🌳🧌🌳

木々の葉は雨粒を湛え、シダやギボウシ、ヤブレガサ、そしてクマガイソウの葉が生き生きと広がっていました。

この日植えたヒメシャガは、これらの植物たちと共に、新たな季節を迎えながら少しずつガイアの森の一員になっていきます。

 

 

 

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「一本のヒメシャガが咲く森には、静かな誓いが宿る。」

その言葉を胸に、これからもガイアの森のいのちの鼓動を大切に育んでいきたいと思います。